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家庭用の電気プラグで感電死するのか?

公開日: : 健康と病気

家で電化製品などを触っている時にコンセントに触れてビリビリときてしまったことはありませんか?私は趣味でアクアリウムをやっている関係もあって水に濡れた手で電源タップを触ってしまうことがあり、時々体験しています。

さて、今回のテーマはコンセントに感電して死に至ることがあり得るのか?ということです。
「それはさすがにないだろう!」となんとなく感じていながらもしっかりとした根拠があるわけではなかったので調べてみることにしました!

コンセント

電流と人間が感じる痛み

色々調べてみると人間が感じる電流は次のようなものだそうです。
生死に関わるレベルでいうと50mAがボーダーラインのようです。
50mAの電流を3秒以上体に流し続けると心室細動を起こして死に至る場合があるといいます。
心室細動とは心臓が痙攣して「こむらがえり」を起こしている状態のこと。
怖いですね〜。

1mA ぴりぴりする感じ
10mA ビリビリする感じ、苦痛を伴う
20mA 筋肉が収縮し立っていられない
50mA 一定時間(3秒程度)を超えると死亡する可能性あり
100mA 致命的。

コンセントにはどのくらいの電流が?!

電流の話の前に、電気のワットやアンペアの関係を整理しておきましょう。
電流(Aアンペア)=電力(Wワット)÷電圧(Vボルト)
です。

家庭用の電力は100Vと決められていますので
例えば1500Wの家電製品を使う場合、流れる電流は15Aということになります。

例えば、ヘアドライヤーの電源コードがむき出しになっていて
そこに触ってしまった場合、15Aで感電するということになりますので
上の表だとビリビリと苦痛を伴うような感電状態となるわけです。

コンセントは15Aのようですので、このドライヤーと同じような状態になるわけです。
つまり、コンセントに触れても感電死をすることはない!
それが今回の結論でした。

すっきりしました!!

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