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人はどこで死ぬんだろうか?

公開日: : 最終更新日:2014/06/17 健康と病気

猫は死ぬ時が近づくとどこかへ消えてしまうと聞いたことがあります。猫に限らず動物が死ぬ瞬間って目撃したことが無いような・・・。人間が死にも立ち会ったことがありません。でもよくよく考えてみると毎日毎日人ってどこかで死んでいるはずで。なんで目撃することがないんだろう、なんてことを考えてしまったわけで。

100人に1人が死亡している(2012年)

厚生労働省の調査によると2012年の年間の死亡者数は125万6359人。2012年の日本の人口はざっと1.2億人ですので約1%の人が死んでいる計算になります。100人に一人というとかなりな数字かと。
こんなに確率が高いのに、なぜ今までに目撃したことがないのか?不思議に思うのは私だけでしょうか。

病院での死亡率が急増

自宅や病院以外での死亡率は2.4%

厚生省の死亡場所に関するデータを確認したところ、死亡場所で最も多いのが病院や診療所、老人ホームなどの施設で85%を占めます(2009年度)。次いで多いのが自宅で12.4%。となると、病院や自宅以外で死を迎えるのはわずか2.4%ということになります。
年間で30,152人。0.025%ということになります。
4,000人に一人くらいの割合でしょうか。
病院や自宅以外ですと交通事故などがダントツに高いでしょうから、目撃するとすればそういう場面なのかもしれません。
確かに1ヶ月に1回程度は何らかのアクシデントに遭遇しているような気がしますね。

人はどこで死ぬんだろう?を考えてみて

今回のことを調べていて驚いたのが死に場所の変化です。1951年には自宅での死亡率が82.5%だったのですが1975年には50%を切り、1995年には20%を切っています。
病院での死亡率が右肩あがりになってきているのですが、この傾向はますます高まっていくんだろうと思います。人生の最後を病院で管をたくさんつけて迎えるというのはどうなんだろうと、ふと思ってしまいました。

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