働くということを考えてみる
公開日:
:
最終更新日:2014/06/22
仕事や事業
今回のテーマは「働く」ということ。
毎日われわれは何らかの労働をして生きているのですが、働くことってどういう意味があるのでしょうか?
少し真剣に考えてみたいと思います。
このページの目次
働くことについて考えるきっかけは函館から始まった
昔、兵庫県から北海道までヒッチハイクの旅をしたことがあります。
未だに覚えているのですが、その時に函館のある神社で見た言葉。
「働かざるもの食うべからず、されど食わざるは働かざるか?」
たぶんこんな言葉だったと思います。
当時、この言葉にとてつもないインパクトを受けました。
20歳そこそこの年齢です。
働かざるもの食うべからず=怠け者を戒める言葉ですよね。生きるためにはまじめに働けと。
食わざるは働かざるか?
問題はこの言葉の解釈です。
当時も今も、私はこの言葉を
では食べなければ働かなくてよいのか?いや違うだろう。働くというのはそんな単純なものではない。
という解釈をしています。
働く=金のためだけではない
結局、この言葉が言いたかったことは「働くということは飯を食うためだけのことではない」ということではないかと。
もっと要約すると「金のためだけに働くのではない」ということでしょうか。
では、何のため?
答えは人それぞれなんだと思います。
例えば、オリンピック選手などは分かりやすい例かもしれません。
彼らは食うためにオリンピック選手を選んだわけではないはずです。
たとえ貧しくてもオリンピック選手なんだと思います。
お金を求めて成功した人は少ない
もちろん、オリンピック選手は特殊な例ですが成功者のいろんな話を読み聞きしていると「お金を求めて成功したケースは少ない」ような気がします。
かと言ってよほど恵まれていなければまずは生きるための労働が必要になるわけで、このあたりのバランスというか難しいところなのですね。
食べる以外の生き甲斐を持ち続けることが重要なのでは・・・
働く=お金を稼ぐ、というイメージなのですが、そもそもここが間違えているのかも。
お金を稼ぐ=必要最低限の労働=生存するために必要
生き甲斐に繋がる思想や行動=人として生きていくために必要な労働?
という解釈をすれば何となく辻褄があってくるというか。
食べること生存することに満足するのではなく、人として生きていくために必要な労働も重要だということなのかと。
腑に落ちたけどまだまだ考えたいテーマ
最低限の飯が食べられて多少の娯楽ができてしまうと何となく安心してしまったりするのですが、そんなことを繰り返していても何のために生まれてきたんだか・・・。
そこから一歩飛躍して行動する(働く)ことこそ重要なんだなあと。行動するたけでは駄目で、信念をもって続けることこそ本当に重要なんだろうなと考える今日この頃。
自分は本当の意味で働いているんだろうか?単に生存しているだけになっていないか。この問いかけが必要なんでしょうね。
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