霧と雲って一緒じゃないの?
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科学や物理
腑に落ちないというか長年疑問に思っていたことです。霧と雲って一緒ではないのか!?と。
よい機会なので調べてみることにしました。
基本的には一緒だった
結論を先に言ってしまうと、”モノ”は一緒でした。
霧も雲も、どちらも雨にならない小さな水滴。
では何が違うのか?すごく簡単に説明している専門書から抜粋します。
水蒸気が凝結して小さな水滴ができるところまでは雲も霧も同じ。違いは、空に浮かんでいるか地面に接しているか。
なるほど。これは分かりやすいですね。
ただし、地面に接していても見通しが1キロメートル未満の場合は「霧」となり、1キロメートル以上の場合は「靄(もや)」と呼ぶんだそうです。
降水確率について(おまけ)
専門書は天気に関するものでしたので、もう一つついでに日頃の疑問を調べてみました。
降水確率です。
降水確率20%などといいますが、これってどういう意味なのか?
曰く
同じ予報が10回出た時に2回は雨になるくらいの確率
とのこと。あらら。これは言葉通りだったのね。しかもその降水確率が意味する雨の量は、前回ご紹介した通り。極めて小さな範囲でぱらついた程度の雨でも降水と呼ぶのだから天気予報は当たらないというか、役にたたないというか。
一般的に耳にする言葉でも調べてみる
今回は一つ教訓ができました。
一般的に耳にする言葉でも調べてみると意外なことが分かったりする、ということです。
霧と靄と雲。降水確率。どれも普段なじみのある言葉ですが、本当の意味を知っていれば本当の意味で役にたつんだと思います。
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