英語のヒアリングで効果的だと思った方法
公開日:
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最終更新日:2014/06/22
英語の勉強
英語のヒアリングをかれこれ数年やっています。
書店で適当な教材を購入してきてウォークマンに入れて聞くというとても単純なやり方なのですが、数年続けてみて効果的だなあと思った方法をご紹介しておきたいと思います。
このページの目次
スピードラーニングのような聞き流しは効果があるか?
英語のヒアリング上達といえば、スピードラーニングや家でのドリッピーのような聞き流し学習法を思い浮かべる人も多いと思います。
私も最初そうでした。
中学レベルと銘打ったヒアリング教材を購入してきてとにかく一日15分ほど聞く。
中学レベルでも最初はなかなか聞き取れないものです。
聞き取れるパートはそれなりに真剣に聞きますが、聞き取れない箇所が増えてくると嫌になってきます。
集中力は落ち、単に流しているだけ状態になります。
確かにそれでも1ヶ月2ヶ月と続けていくとそれなりに英語に”馴染んで”はきますが、ヒアリングが上達したという実感はまったくありませんでした。
集中できているかどうかが重要
実際にやってみて思ったのが集中している時間がどの程度あるか、ということです。
単なるBGMだと何度聞いても何を言っているのか理解できるようになりません。
一字一句を注意深く聞き、聞き取れなかったところを反復して何度も聞くことでようやく類似の文章が聞き取れるようになった気がします。
つまり、重要なのは
長時間聞き流すことではなく、集中して理解しようとすること
だと思うのです。
私はこのことに気づいた時に、ウォークマンを購入しました。
・今さっき聞いた部分をワンタッチでリピートする機能
・特定の箇所から箇所までを何度もリピートする機能(A-B間リピート)
・スピードコントロール(0.5倍までスピードを落とすことができる。逆に上げることもできる)
という機能を利用するためです。
実際、ウォークマンを購入してからはこれらの機能を使い続けています。
かなり学習効率は向上したと思います。
強制的に反復することも意味がある
上記のようなヒアリングを行うのですが、一度だけだとどうしてもすぐに忘れてしまいます。
そのために私は一度やったヒアリングを何度も繰り返し行うようにしています。
ただそこにも少し工夫を加えています。
というのは「昨日センテンス5をやったなあ、今日も5を繰り返しやろう」という自己管理方式だと面倒そうですし、せいぜい予習復習程度に留まりそうです。
記憶というのは1日後に74%が忘れられ、1週間後には77%が忘れられ・・・と、どんなにアタマのよい人でも必ず忘れていきます。
ですので、忘れるタイミングで再度繰り返しやるということが重要になってきます。
私の場合は、今日やった箇所を翌日、3日後、7日後の3回繰り返しやるようにしています。また終了した教材も必ず2回以上はやるようにしています。
1冊の教材を使い倒すわけですが、この学習法に切り替えてから目に見えてヒアリング力があがったことを実感できるようになりました。
さらに効果的な書き取りと発音
上のような繰り返し集中するヒアリングに加えて、最近では書き取りを行うようにしています。
英語を聞く→書き取り→正解を聞くきながら発音→間違った箇所は繰り返し発音して書き取り
というような方法です。
さすがにこれは時間がかかりますが、早く学習しても役にたたなければ意味がありません。
ゆっくりでも確実に進めていくのが英語学習ではよい成果があがるような気がしています。
腑に落ちたこと
楽して身につけようという考え方は捨てた方がよい。が、文法の勉強を一からやる必要もない。
聞くこと、話すことは筋トレみたいもので書く事と読むことは理解力だ。
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