船はなぜ浮かぶ？

私はずーっと、腑に落ちませんでした。
鉄の塊である船がなんで水の上に浮いているんだろう？と。
皆さんは知ってますか？

一瞬で理解できる説明

鉄の塊が水の上に浮かぶ不思議について一瞬で理解できた説明が次のようなものです。

「水と同じ体積で水より軽い物質は水に浮かぶ」

例えばこういうことです。
１、１０メートル×１０メートル×１０メートルの水
２、同じ体積を持つ鉄の塊

２の方が重たいですよね。これは沈みます。
ところがですよ

１、１０メートル×１０メートル×１０メートルの水
２、５cmの厚さの鉄で作った１０メートル×１０メートル×１０メートルの鉄

１の方が重たいですね。ということは、水に２の物体を浮かべると水よりも軽いから浮いてしまうというわけです。

船はなぜ水に浮くか

鉄の塊と考えるのではなく、同じ体積で比べると船の方が軽いと考える

結局のところ、鉄＝重いという感覚で見ると駄目なわけで、船と同じ体積の水と船の重さを比較すればよいのだという単純な話だったのですね。
タンカーが船から海水を出したりしているのは、荷物がない状態だと軽すぎるので水を入れて重量を重くすることでバランスをとっているんだという理屈まで分かってきますよね。実に分かりやすい話ですね。

船が水に浮かぶ理屈が腑に落ちた

今回も腑に落ちました。
物の重さで判断するのではなく、密度も重要ということ。
同じ体積でめちゃくちゃプレスした重たい紙の塊は逆に水に沈むということですよね。
いやー腑に落ちました。